2022年6月5日、エペソ人への手紙5:18-21(御霊に満たされなさい。) > 主日説教原稿

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*******生命の御言葉（2022年6月5日）主日礼拝*******

＜聖書：エペソ人への手紙5：18-21＞

＜題目：御霊に満たされなさい。＞

 

先週の主日の御言葉を思い出して、一緒にいる大事な聖徒たちとこのように告白しましょう。

 

聖徒さん！今の時代もそうですが、教会が初めた時にも女性たちは神様に大事に仕えられる大事な協力者でした。

聖徒さん！信仰の女性が心を決めることによって世界が変わります。

ある家庭の女性が真理の中で正しく立つと、その家庭は正しく立てられます。

箴言31：30　麗しさは偽り。美しさは空しい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。

アーメン！

 

私はある時、聖霊降臨節になると本郷聖徒たちに一つ質問をしてから説教を始めました。今日も何年ぶりにその質問を

します。

愛する皆さん！私たちが正しく（誠な）信仰生活をするためには聖霊様がどれ程、役割をしておられると思いますか？

1>聖霊様が自分の中におられるか可否に関係なく正しい信仰生活が可能である。

2>聖霊様がある程度信仰を助けて下さるので自分の中におられたら良い。

3>聖霊様が自分の中におられないと正しい信仰生活は不可能である。

この中でどれが正しいと思われますか？

 

これに対する答えを得るために聖書の御言葉を何ヶ所探して見ます。

コリント人への手紙第一12：3　聖霊によるのでなければ、だれも「イエスは主です」と言うことはできません。

そうです。聖霊様が私たちの中におられて、やっと私たちはイエス様を「主」と呼び、また「主」と告白することが

出来ます。

 

コリント人への手紙第二1：22　神はまた、私たちに証印を押し、保証として御霊を私たちの心に与えてくださいました。

そうです。神様は私たちを御自身の子供に選び、証印を押して表示して下さり、その保証として私たちに御霊を与えて

下さいました。

 

カラデヤ人への手紙4：6　あなたがたが子であるので、神は「アバ、父よ」と叫ぶ御子の御霊を、私たちの心に

遣わされました。

そうです。神様は御霊様を私たちに下さって、私たちをして神様を父と叫ばせてくださいました。

ヨハネによる福音書14：26　助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたに

すべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

聖霊様はイエス様の御言葉を悟らせて下さり、思い起こさせて下さいます。

 

また、お祈りを教えて下さり、時には代わってお祈りもして下さいます。

ローマ人への手紙8：26　御霊も、弱い私たちを助けて下さいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分から

ないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。

 

そうです。このように御霊は我がクリスチャンにとても大事です。

しかも、私たちの中にもし御霊（キリストの御霊）がおられないと、私たちはクリスチャンになれないと聖書は

言われます。

ローマ人への手紙8：9　もし、キリストの御霊を持っていない人がいれば、その人はキリストのものではありません。

 

以上から見てのように我がクリスチャンにとって御霊はただ大事な程度ではありません。

愛する本郷聖徒の皆さん！御霊は私たちが必ず中心に仕える御方で私たちの信仰と救いにとって最高に大事な御方です。

この時間、一緒に礼拝を献げる全ての本郷聖徒の皆さん！正しいクリスチャンで御霊に満たされる聖徒になることを

我が主イエスの御名で祝福致します。

 

しかし皆さん！御霊に満たされるには二つの姿があります。

使徒の働き2章のような御霊に満たされとエペソ人への手紙5章のような御霊に満たされです。

 

さあ！まず使徒の働き2：2-4の聖霊に満たされる姿です。

2.天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。

3.また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。

4.すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。

 

次にエペソ人への手紙5：18-21（今日の本文の御言葉）の聖霊に満たされる姿です。

18.ぶどう酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。むしろ、御霊に満たされなさい。

19.詩と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向って心から賛美し、歌いなさい。

20.いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって、父である神に感謝しなさい。

21.キリストを恐れて、互いに従い合いなさい。

 

さあ！皆さん！使徒の働き2章とエペソ人への手紙5章にそれぞれ聖霊に満たされた姿が記録されていますが、

その姿は同じですか？それとも多く違いますか？

もちろんです。使徒の働き2章の聖霊に満たされた姿が滝のようでしたら、エペソ人への手紙5章の聖霊に満たされた

姿は穏やかに流れる川のようです。

そうです。聖霊に満たされることは皆に同じ姿で臨みません。

 

多くの聖徒たちが考えている聖霊に満たされることは使徒の働き2章の聖霊に満たされたように聖霊様が強く臨まれ、

とても確かに確実に永遠に忘れられない素晴らしい体験で経験するのを期待します。

もちろん、皆さん！そのような強い姿で聖霊に満たされる聖徒もおります。

しかし皆さん！もっと多くの（或いは殆ど）聖徒たちは今日の本文、即ち、エペソ人への手紙5章の姿で聖霊に

満たされます。

いわゆる、イエス様が御自身で言われたヨハネによる福音書3章の聖霊に満たされです。

ヨハネによる福音書3：8風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか

わかりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。

 

ところが皆さん！これは神様の御言葉である「聖書」も同じです。

 

さあ！聖書の御言葉に関連する二ヶ所の御言葉を比較して見ましょう。

ヘブライ人への手紙4：12-13

12.神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣より鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、

心の思いやはかりごとを見分けることができます。

13.神の御前にあらわでない被造物はありません。神の目にはすべてが裸であり、さらけ出されています。

この神に対して、私たちは申し開きをするのです。

 

テモテ人への手紙第二3：16-17

16.聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。

17.神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。

 

さあ、皆さん！ヘブライ人への手紙4章とテモテ人への手紙第二3章に記録された神様の御言葉（聖書）に対する

姿が大体同じですか？多く違いますか？

もちろんです。ヘブライ人への手紙4章は強く、テモテ人への手紙第二3章は柔らかいです。

このように聖霊に満たされることも聖書の御言葉もその姿がそれぞれ違います。

 

また、皆さん！使徒の働き2章は聖霊に満たされた姿をエペソ人への手紙5章は聖霊に満たされるために聖徒が

やるべき姿を中心に言われています。

そして、聖霊に満たされを求める側面から見ると、使徒の働き2章よりもエペソ人への手紙5章がもっと有益です。

さあ、それでは皆さん！今日の本文を通して我が主はどのように聖霊に満たされなさいと言われていいますか？

御言葉で探して見ましょう。

 

一つ目、神様を賛美することが聖霊に満たされる道です。

 

本文19節　誌と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向って心から賛美し、歌いなさい。

2年6ヶ月、いろいろな教会と聖徒たちがコロナウイルスの理由で神様を賛美することを怠けました。

我が本郷聖徒の中でもマスクをつけて賛美するのが大変で、或いは知らない賛美なので、或いは音が高くて、

等の理由で神様が一番喜ぶ賛美を力強く献げなかった方もおります。

皆さん！私たちの中で賛美が弱くなるとどんな事が起こりますか？

もちろんです。聖霊に満たされたのが無くなります。

 

愛する本郷聖徒の皆さん！

教会でも家庭でも私たちの人生の中でも神様に賛美を献げましょう。

賛美を回復しようと叫んだタビデのように私たちも大きい声で叫びましょう。

詩篇57：7-11

7.神よ、私の心は揺るぎません。私の心は揺るぎません。私は歌いほめ歌います。

8.私のたましいよ、目を覚ませ。琴よ、竪琴よ、目を覚ませ。私は、暁を呼び覚まそう。

9.主よ、私は国々の民の間で、あなたに感謝し、もろもろの国民の間であなたをほめ歌います。

10.あなたの恵は、大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及ぶからです。

11.神よ、あなたが天で、あなたの栄光が全地であがめられますように。

 

来週の主日から我が教会は「主日賛美礼拝」を再び献げます。

どうか、賛美の中におられる主を思う存分献げることを主イエス御名で祝福致します。

 

二つ目、いつでも（凡事、全ての事）に感謝することが聖霊に満たされる道です。

 

本文20節　いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって、父である神に

感謝しなさい。

 

我が本郷教会は今年2022年の誕生日プレゼントで全ての家庭に「感謝の本」を配りました。

愛する皆さん！その「感謝の本」を毎日読んで、黙想して、感謝していますか？

ぜひとも、毎瞬間、神様に感謝して聖霊に満たされることを祝福致します。

 

三つ目、キリストの中で互いに従い合うことが聖霊に満たされる道です。

 

本文21節　キリストを恐れて、互いに従い合いなさい。

 

それでは皆さん！まず、誰と互いに従い合うと聖霊に満たされますか？

その答えは本文に続いた御言葉（エペソ人への手紙5：22-25）に記録されています。

22.妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。

23.キリストが教会のかしらであり、ご自分がそのからだの救い主であるように、夫は妻のかしらなのです。

24.教会がキリストに従うように、妻もすべてにおいて夫に従いなさい。

25.夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。

 

もちろんです。夫と妻が（キリストを恐れて信仰の中で）互いに従い合う時、その夫婦に聖霊に満たされを

下さいます。

我が本郷の全ての夫婦と家族たちがイエスを信じる信仰の中で互いに従い合い、聖霊に満たされる夫婦に

なることを主イエス御名で祝福致します。

 

結論の御言葉を差し上げます。

 

愛する本郷聖徒の皆さん！

私たちの中に聖霊様がおられないと私たちはクリスチャンではありません。

私たちが聖霊の人になって、聖霊に満たされる人にならなければいけない一番の大きな理由です。

 

ところで皆さん！聖霊に満たされることは全ての人に同じ姿で臨みません。

使徒の働き2章の滝のように聖霊を満たされることも、エペソ人への手紙5章の穏やかに流れる川のように

聖霊に満たされを得る時もあります。

 

愛する本郷聖徒の皆さん！

毎日・毎瞬間、神様を賛美する人生を生きて、聖霊に満たされる人になりましょう。

全ての人生の中で神様に感謝して、聖霊に満たされる人になりましょう。

夫婦の間で、家族の間で、聖徒の間で互いに従い合って、聖霊に満たされる人になりましょう。

 

聖霊に満たされた全ての本郷聖徒になることを我が主イエスキリストの御名で祝福致します。

ハレルヤ！